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クラスの型
WSCprocedure
メソッド関数仕様
WSCprocedure 関数の説明
- 書式
- WSCprocedure(char* epname,long trigger)
- 機能
- イベントプロシージャインスタンスを生成する関数です。
第一引数にイベントプロシージャ名称、
第二引数に起動トリガを設定します。
アプリケーション中では、名称またはトリガのどちらを使っても、
このインスタンスに設定された
イベントプロシージャを呼び出すことができます。
- 処理
-
- 引数
-
(in)char* epname | イベントプロシージャ名称 |
(in)long trigger | 起動トリガ |
トリガには次のようなものがあります。
WSEV_NONE | イベントなし |
WSEV_INITIALIZE | 初期化トリガ |
WSEV_DELETE | 解放トリガ |
WSEV_ACTIVATE | アクティベートトリガ |
WSEV_VALUE_CH | 値変化トリガ |
WSEV_FOCUS_CH | フォーカス変化トリガ |
WSEV_VISIBLE_CH | 可視属性変化トリガ |
WSEV_PARENT_VISIBLE_CH | 親インスタンス可視属性変化トリガ |
WSEV_SENSITIVE_CH | 選択属性変化トリガ |
WSEV_PARENT_SENSITIVE_CH | 親インスタンス選択属性変化トリガ |
WSEV_EXPOSE | 露出描画トリガ |
WSEV_RESIZE | リサイズトリガ |
WSEV_MOUSE_IN | マウスイントリガ |
WSEV_MOUSE_OUT | マウスアウトトリガ |
WSEV_MOUSE_PRESS | マウスプレストリガ |
WSEV_MOUSE_RELEASE | マウスリリーストリガ |
WSEV_MOUSE_MOVE | マウスムーブトリガ |
WSEV_KEY_PRESS | キープレストリガ |
WSEV_KEY_RELEASE | キーリリーストリガ |
WSEV_KEY_HOOK | キーフックトリガ |
- 返値
- なし。
- 注意
-
- サンプル
-
newvbtn_004 = new WSCvfbtn(newmenu_003,"newvfbt_004");
newvbtn_004->initialize();
newvbtn_004->setProperty(WSNname,"newvfbt_004");
newvbtn_004->setProperty(WSNvis,True);
newvbtn_004->setProperty(WSNx,10);
newvbtn_004->setProperty(WSNy,10);
//プロシージャの作成
WSCprocedure* op = new WSCprocedure("activate proc",WSEV_ACTIVATE);
extern void proc1(WSCbase*);
op->setFunction(proc1,"proc1");
newvbtn_004->addProcedure(op);
setFunction 関数の説明
- 書式
- long setFunction(void(*func)(WSCbase*),char* fname)
- 機能
- イベントプロシージャ関数を設定する関数です。
イベントプロシージャ関数の形式は、次の通りです。
void foo (WSCbase*)
- 処理
-
- 引数
-
(in)void(*func)(WSCbase*) | イベントプロシージャ関数アドレス |
(in)char* fname | 関数名称 |
- 返値
- WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 異常。
- 注意
-
- サンプル
- WSCprocedure() を参照してください。
setProcName 関数の説明
- 書式
- long setProcName(char* pname)
- 機能
- イベントプロシージャ名を設定する関数です。
- 処理
-
- 引数
-
(in)char* pname | イベントプロシージャ名 |
- 返値
- WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 異常。
- 注意
-
- サンプル
-
//プロシージャ名を変更するには次のようにします。
op->setProcName("activate proc2");
setTrigger 関数の説明
- 書式
- long setTrigger(long trigger)
- 機能
- 起動トリガを設定する関数です。
- 処理
-
- 引数
-
指定する値は、コンストラクタを参照ください。
- 返値
- WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 異常。
- 注意
-
- サンプル
-
//トリガを例えば WSEV_VALUE_CH に変更するには次のようにします。
op->setTrigger(WSEV_VALUE_CH);
setInternal 関数の説明
- 書式
- void setInternal(WSCbool fl)
- 機能
- 内部属性を指定する関数です。インスタンスに
設定されていることを外部から隠蔽したい場合に指定します。
内部属性指定にする場合は True、しない場合は False を
引数に渡します。
- 処理
- インスタンスが存在することを隠したい場合に指定します。
- 引数
-
(in)WSCbool fl | 内部属性指定 True=内部、False=通常 |
- 返値
- WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 異常。
- 注意
-
- サンプル
-
//内部属性を設定するには次のようにします。
op->setInternal(True);
getProcName 関数の説明
- 書式
- char* getProcName()
- 機能
- イベントプロシージャ名を取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- イベントプロシージャ名
- 注意
-
- サンプル
-
//イベントプロシージャ名を取得するには次のようにします。
char* pname = op->getProcName();
getFunctionName 関数の説明
- 書式
- char* getFunctionName()
- 機能
- イベントプロシージャに設定されている関数名を取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- 関数名
- 注意
-
- サンプル
-
//関数名を取得するには次のようにします。
char* pname = op->getFunctionName();
getTrigger 関数の説明
- 書式
- long getTrigger()
- 機能
- イベントプロシージャの起動トリガを取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- トリガー
- 注意
-
- サンプル
-
//トリガを取得するには次のようにします。
long trigger = op->getTrigger();
getInternal 関数の説明
- 書式
- WSCbool getInternal()
- 機能
- イベントプロシージャの内部属性を取得する関数です。
- 処理
-
- 引数
- なし。
- 返値
- 内部属性 True: 内部、False:通常
- 注意
-
- サンプル
-
//内部属性を取得するには次のようにします。
WSCbool fl = op->getInternal();
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