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クラスの型

WSCoption

メソッド関数仕様



setSelectValue 関数の説明

書式
long setSelectValue(long value,WSCbool flag)
機能
第一引数で指定されたメニュー値を持つメニュー項目の 操作属性を指定する関数です。 指定された項目を操作可能にする場合は True、 操作不可能にする場合は False に設定します。
処理
指定された値のメニュー項目を探し、True ならば、 その項目が選択可能に、False ならば、選択不可能に設定します。
引数
(in)long value 選択属性を指定したいメニューの値
(in)WSCbool fl 選択属性
返値
WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 存在しない値が指定された場合。
注意
サンプル
  //例えばメニューで設定されている値 100 に対応する項目を不選択とする場合、
  //次のようにします。
  newopti_000->setSelectValue(100,False);



setItemSensitive 関数の説明

書式
long setItemSensitive(long no,WSCbool flag)
機能
第一引数で指定されたメニュー番号の操作属性を指定する 関数です。メニュー番号は、一番上の項目から 0,1,2 になり、 一番下の項目が(項目数-1)です。 指定された項目を選択可能にする場合は True、 選択不可能にする場合は False に設定します。
処理
True ならば、 その項目が選択可能に、False ならば、選択不可能に設定します。
引数
(in)long no 0,1,2,... で指定されるメニュー項目
(in)WSCbool fl 選択属性
返値
WS_NO_ERR = 正常、WS_ERR = 存在しない項目が指定された場合。
注意
サンプル
  //例えば、先頭の項目を不選択とする場合、次のようにします。
  newopti_000->setItemSensitive(0,False);



getValue 関数の説明

書式
long getValue()
機能
現在選択されている項目のメニュー値を取得する関数です。
処理
引数
なし。
返値
現在選択されているメニューの値。
注意
サンプル
  //現在選択されている値を取得します。
  long val = newopti_000->getValue();



getItems 関数の説明

書式
long getItems()
機能
現在のメニュー項目数を取得する関数です。
処理
引数
なし。
返値
メニュー項目数
注意
サンプル
  //現在の各項目の選択状態を取得します。
  WSCbool* statuslist = newopti_000->getSelectStatus();
  long num = newopti_000->getItems();
  long i;
  for(i=0; i<num; i++){
    WSCbool status = statuslist[i];
    printf("menu%d status=%d\n",i,status);
  }



getSelectStatus 関数の説明

書式
WSCbool* getSelectStatus()
機能
操作属性の配列を取得する関数です。 メニュー番号の順に格納されています。 返された領域を解放してはいけません。
処理
引数
なし。
返値
選択属性の配列
注意
サンプル
getItems() を参照してください。



onActivate 関数の説明

書式
void onActivate()
機能
値が選択されたとき、この関数が実行されます。 派生クラスでは、トリガ(WSEV_ACTIVATE)による イベントプロシージャを用いる代わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、値の選択に関する イベント処理を行うことができます。
処理
引数
なし。
返値
なし。
注意
なし。
サンプル
void new_class::onActivate(){
  //値が選択された場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onActivate();
}



onValueChange 関数の説明

書式
void onValueChange(long value)
機能
値が変化したとき、この関数が実行されます。 派生クラスでは、トリガ(WSEV_VALUE_CH)による イベントプロシージャを用いる代わりに、 この関数をオーバーライドすることでも、値の変化に関する イベント処理を行うことができます。
処理
引数
(in)long value 新たな値
返値
なし。
注意
サンプル
void new_class::onValueChange(){
  //値が選択され、選択値が変化した場合に行う処理を記述します。

  //処理を派生元クラスに引き継ぎます。
  old_class::onValueChange();
}


Document Release 3.70

For Use with Wide Studio Release 3.70, Spring 2004


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