このコマンドは,フィールド上に存在する以下の物体の位置情報をクライア ントへ与える:
トレーナとオンラインコーチは,チームサイドに関係なく左手座標
の情報を受け取る.
これは,コーチは左サイドチームが用いる絶対座標情報を受け取ると言うこ
とである.
一般にプレイヤは絶対情報を受け取らず,負の方向が自陣方向に向かう
ように位置測定を行なうのが普通である.
サーバからは以下の応答が得られる:
OBJは上で述べた任意のオブジェクトになり得る.
物体の名前の構成に関する情報は 4.3節を参照.
OBJDESC
は以下の形式を持つ:
トレーナとオンラインコーチのいずれであっても,座標は常に左手座標系である.
トレーナもしくはコーチが視覚情報を定期的に受信する場合は, (eye on)コマンドを使わなければならない.
MODEはonかoffのいずれかでなければならない. (eye on)が送信されると,サーバからクライアントへ向けて, (see_global ...)情報(7.5節を参照) が100ミリ秒毎に自動送信されるようになる. この送信間隔は,send_vi_stepパラメータによって変更可能であ る. (eye off)が送信されると,サーバは視覚情報の自動送信を停止 する. この場合,視覚情報が必要であれば,トレーナとコーチは(look) コマンドによって能動的に視覚情報を要求しなければならない.
サーバからは以下の応答が得られる:
(ok eye off)
いずれもコマンドが成功したことを意味する.
MODE引数が省略された.
このコマンドは,両チームの名前と,チームがそれぞれどちらのサイドでプ レイをしているかを,トレーナまたはコーチに向けて送信する.
サーバからは以下の応答が得られる:
チームがすでに接続しているかどうかに依存して,片方または両方のチー ム名がサーバから発信される. 最初に接続したチームが左サイドになる点に注意すること.