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Configuring
RoboCup Soccer Simulatorをビルドする前に,配布パッケージディレクトリ直
下に置かれているconfigureスクリプトを実行する必要がある.
デフォルトの設定では,シミュレータは以下の場所へインストールされる:
/usr/local/bin |
実行バイナリ |
/usr/local/include |
ヘッダファイル |
/usr/local/lib |
ライブラリ |
シミュレータをデフォルトの場所へインストールするには,管理者の権限が必
要かもしれない.
インストール場所は,configureスクリプト の-prefix=DIR オプショ
ン(とそれに関連するオプション)によって変更可能である.
利用可能なオプションの概要については,configure -help の実行結
果を参照.
このパッケージに特有の多くのfeatureがある.これらのいくつかは,デフォ
ルトで有効となっている.featureを有効にしたい場合は,オプション
-enable-feature[=yes] を使用する.
featureを無効にするには,-disable-feature か
-enable-feature[=no] を使用すれば良い.
- -enable-rcssclient
-
シンプルなテストクライアントであるrcssclient
(cf. 2.1.4) を,rcssserverと一緒にビルドするか
どうかを決定するオプション.このfeatureは,デフォルトでonで
ある.
- -enable-client2dview
-
このオプションは,client2dviewのビルドを制御する.デフォルトで
有効である.
rcssmonitorは,サッカーモニタとしてだけでなく,他のデータの視
覚化のためにも同様に使用することができる.client2dviewは,モニ
タが表示可能なものを示すシンプルなプログラムである.詳細は,モニタの
FAQを読んでもらいたい.FAQは,パッケージ内のrcssmonitorサブ
ディレクトリ内に置かれている.
- -enable-fast_scanner
-
このオプションを有効にすると,高速なビルドが実行されるが,非常に強大
なスキャナが要求される.このオプションは,デフォルトで無効
である.
Hidehisa Akiyama
2004-11-21