プレイヤのhear capacityがhear_decay以上である場合のみ,プレ イヤはメッセージを聞くことができる. プレイヤがメッセージを聞いた時,プレイヤのhear capacityが hear_decayだけ減少させられるからである. hear capacityは毎サイクルhear_incだけ回復し,その最大値は hear_maxである. コミュニケーションチャネルに負荷をかけて他チームのコミュニケーションを 妨害することを避けるために,プレイヤはチーム毎に個別のhear capacityを 持つ. バージョン7以前では,2サイクルに一回,各チームから1メッセー ジずつ聞ける設定であった. バージョン8以降のserver.confでは,1サイクルにつき各チームから1メッセー ジずつ聞ける設定になっている.
プレイヤの許容量を越えるメッセージが同時に届いた場合,プレイヤが実際に 聞けるメッセージがどれになるかは定義されていない(過去の実装では,最も 早くサーバに受信されたメッセージが選ばれていた.バージョン9.4.5では同 サイクル内に届いたメッセージ内からランダムに選択されるようになっている). このルールは審判と自分自身からのメッセージには適用されない. 言い替えれば,プレイヤがメッセージをsayすることと,他のプレイヤからの メッセージを聞くことを,同じサイクルで行なうことができる.