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サーバからのメッセージ
上で述べたコマンドへの応答以外にも,サーバはいくつかのコマンドをトレー
ナとオンラインコーチへ送信する.
バージョン7以上のクライアントがサーバへ接続すると(initコマン
ドのversion引数が7.0以上の場合),プレイヤクライアントと同様に以下のパ
ラメータメッセージを受信する.
- (server_param ...) 1回
- (player_param ...) 1回
- (player_type ...) 各プレイヤタイプにつき1回
パラメータメッセージについての詳細は 4.2.2節を参照.
クライアントが(eye on)を送ることで視覚情報の受信を選択した場
合,クライアントは100ミリ秒(send_vi_step)毎に以下のフォーマッ
トでメッセージを受信する:
OBJ
は物体の名前を示す.
名前の構成方法についての情報は,表 4.3
を参照.
OBJDESC
は以下の形式を持つ:
- ゴール : X Y
- ボール : X Y DELTA
DELTA
- プレイヤ : X Y DELTA
DELTA
BODYANGLE NECKANGLE [POINTING_DIRECTION]
構文は(look)コマンドへの応答と同じである.
よって,座標値は常に左手座標である.
クライアントが聴覚情報を受信するために(ear on)コマンドをサー
バに送信した場合,クライアントは審判とプレイヤからの全ての聴覚情報を受
信するようになる.
現在,2種類のhearメッセージがある:
- (hear TIME referee MESSAGE) ``play_on''や
``free_kick_left''のような全ての審判のメッセージ.審判からの有効な
メッセージのリストについては 4.7節を参照.
- (hear TIME (p "TEAMNAME" NUM) "MESSAGE") 全てのプレイ
ヤからのメッセージ.メッセージは引用符で囲まれることに注意.
プレイヤのコミュニケーション能力についてのより詳しい解説は
4.3.1節を参照.
Hidehisa Akiyama
2004-11-21