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Moveモデル

move コマンドは,プレイヤをフィールド上の指定位置へと直接移 動させるために用いられる. move はチームのセットアップのために存在し,通常の試合中には 使用されない. 各ハーフの最初(プレイモードが`before_kick_off'の時)と,ゴールが決 まった後(プレイモードが`goal_r_n'または `goal_l_n'の時)の場合に利用可能である. これらの状況では,プレイヤは自陣ハーフ内($X < 0$)の任意の位置へ移動可 能で,プレイモードが変更されない限り,move コマンドの実行回 数に制限は無い. プレイヤが敵陣ハーフ内へ移動した場合,サーバによって自陣内のランダムな 位置へと移動される.

move コマンドの第二の目的は,キーパーがボールをキャッチした 後に,ペナルティエリア内でキーパーを移動させることである ( 4.5.1節も参照). キーパーがボールをキャッチすると,キーパーはボールと共にペナルティエリ ア内を移動できる. キーパーには,ボールをキックするまでにgoalie_max_moves回ま での move コマンドの実行が許可されている. それ以上 move コマンドを実行しても何の効果も得られず,サー バからは (error too_many_moves) という応答が得られる.


Table 4.7: moveコマンドに関するパラメータ
server.conf内のパラメータ
goalie_max_moves 2




Hidehisa Akiyama 2004-11-21