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サーバとの接続と審判機能の有無

デフォルトでは,サーバ内蔵の審判モジュール(4.7節参 照)は有効である. トレーナが完全に試合を制御する場合は,審判モジュールを無効にする設定を 行なわなければならない. 審判モジュールを無効にすると,プレイモードが変更されず,プレイモードに 応じたプレイヤの強制移動も行なわれない. そのため,トレーナが独自のルールでこれらの状況に対処しなければならない.

トレーナクライアントが使用されることは,サーバ起動時にサーバに知らされ なければならない. トレーナを使用し,審判モジュールを無効にする場合は,オプション -coach[*]をサーバのコマ ンドラインオプションに追加する. server.confのcoachによる設定でも良い.

審判を有効にしたままでトレーナを接続させたい場合は,オプション -coach_w_refereeをコマンドラインオプションに追加するか, server.confのcoach_w_refereeを有効にする.

サーバがトレーナモードで起動されると,トレーナクライアントが接続できる UDPソケットが用意される. デフォルトのポート番号は6001である[*]. 別のポート番号を使う必要がある場合は,coach_portで新しいポー ト番号を設定できる(4.9.1節参照).



Hidehisa Akiyama 2004-11-21