サッカーサーバの配布パッケージには,sampleclientという,非常にシン プルなサッカークライアントプログラムが含まれている. サッカーサーバをコンパイルするときに,このサンプルプログラムも自動的に コンパイルされる.
sampleclientはスタンドアローンなクライアントではない: 標準入力からのコマンドをサーバへとリダイレクトし,サーバからの情報を標 準出力へとリダイレクトする,単純な`パイプ'である, それゆえ,ユーザが sampleclientを実行しただけでは何も起きない. ユーザはキーボードからコマンドをタイプし,ターミナルに表示されるセンサ 情報を読まなければならない. (実際には,1秒あたりに17個ものセンサ情報(see情報と sense_body 情報)が送られてくるため,センサ情報を読むことは不可能である)
sampleclientは,クライアントがなすべきことととクライアントがサーバ から何を受信するかを理解するのに有益である.