ga の中に入れるアニメーションファイルの記述方法を説明します。
アニメーションファイル は XML というファイル形式で書かれています。 正確に記述できるように、XML エディターなどを使うと良いでしょう。
以下にサンプルを示します。
<?xml version="1.0"?>
<ImageTransition>
<UpdateLowerLayer>false</UpdateLowerLayer>
<Frame id="normal">
<image x="0" y="0">char.gif</image>
<wait rate="1">1000</wait>
<wait rate="1">2000</wait>
<wait rate="2">3000</wait>
<wait rate="2">4000</wait>
<wait rate="3">5000</wait>
<next rate="1">wink</next>
</Frame>
<Frame id="wink">
<image x="0" y="0">wink.gif</image>
<wait rate="1">200</wait>
<next rate="1">normal</next>
</Frame>
</ImageTransition>
アニメーションファイルはフレームという概念を持っています。
フレームごとに画像を切り替えることでアニメーションを行います。
最上位に記述し、この下に各フレームの列記とその他の設定を行います。
Layers.xml の isUpdateLowerLayer と同等の機能を持ちます。
この要素が true だった場合には、 Layers.xml の設定を無視して全レイヤーを再描画します。 デフォルトは false です。
フレームの実体です。 id 属性 にフレームの ID を設定します。
id 属性 はフレームの移動先を指定する場合に使用するため 必ず指定してください。
そのフレームで表示する画像ファイルを指定します。 併記する属性は以下の通りです。
そのフレームでどのぐらい静止するかを 1/1000 秒で指定します。
wait はいくつでも列記することができます。 複数記述されている場合には、 rate 属性でその wait が実行される割合を設定することができます。
rate が大きいほど高い割合で実行され、 rate が小さいほど実行される割合が減ります。 rate には正の整数しか指定することができません。
次にどのフレームに移動するか決定します。 Frame の id 属性を指定します。
next はいくつでも列記することができます。 複数記述されている場合には、 rate 属性でその next が実行される割合を設定することができます。
rate が大きいほど高い割合で実行され、 rate が小さいほど実行される割合が減ります。 rate には正の整数しか指定することができません。