バージョン 2.6 で撤廃: fpformat は Python 3.0 で削除されました。
fpformat モジュールは浮動小数点数の表示を 100% 純粋に Python だけで行うための関数を定義しています。
ノート
このモジュールは必要ありません: このモジュールのすべてのことは、 文字列フォーマット操作 節で説明されている % を使った文字列の補間演算により実現可能です。
fpformat モジュールは次にあげる関数と例外を定義しています。
x を [-]ddd.ddd の形にフォーマットします。小数点の後ろに digs 桁と、小数点の前に少なくとも1桁です。 digs <= 0 の場合、小数点以下は切り捨てられます。
x は数字か数字を表した文字列です。 digs は整数です。
返り値は文字列です。
x を [-]d.dddE[+-]ddd の形にフォーマットします。小数点の後ろに digs 桁と、小数点の前に1桁だけです。 digs <= 0 の場合、1桁だけ残され、小数点以下は切り捨てられます。
x は実数か実数を表した文字列です。 digs は整数です。
返り値は文字列です。
fix() や sci() にパラメータとして渡された文字列 x が数字として認識できなかった場合、例外が発生します。標準の例外が文字列の頃から、この例外は ValueError のサブクラスです。例外値は、例外を発生させた不適切にフォーマットされた文字列です。
例:
>>> import fpformat
>>> fpformat.fix(1.23, 1)
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