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39.1. sunaudiodev — Sun オーディオハードウェアへのアクセス

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41. 日本語訳について

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40. ドキュメント化されていないモジュール

現在ドキュメント化されていないが、ドキュメント化すべきモジュールを以下にざっと列挙します。どうぞこれらのドキュメントを寄稿してください! (電子メールで docs@python.org に送ってください)。

この章のアイデアと元の文章内容は Fredrik Lundh のポストによるものです; この章の特定の内容は実際には改訂されてきています。

40.1. 雑多な有用ユーティリティ

以下のいくつかは非常に古く、かつ/またはあまり頑健ではありません。 “hmm.” マーク付きです。

ihooks
— import フックのサポートです (rexec のためのものです; 撤廃されるかもしれません)。 Python 3.0 で削除されました。

40.2. プラットフォーム固有のモジュール

これらのモジュールは os.path モジュールを実装するために用いられていますが、ここで触れる内容を超えてドキュメントされていません。これらはもう少しドキュメント化する必要があります。

ntpath
— Win32、 Win64、 WinCE、および OS/2 プラットフォームにおける os.path 実装です。
posixpath
— POSIXにおける os.path 実装です。
bsddb185
— まだBerkeleyDB 1.85を使用しているシステムで後方互換性を保つためのモジュール。通常、特定のBSD Unixベースのシステムでのみ利用可能。直接使用しないで下さい。

40.3. マルチメディア関連

audiodev
— 音声データを再生するためのプラットフォーム非依存の API です。 Python 3.0 で削除されました。
linuxaudiodev
— Linux 音声デバイスで音声データを再生します。Python 2.3 では ossaudiodev モジュールと置き換えられました。 Python 3.0 で削除されました。
sunaudio
— Sun 音声データヘッダを解釈します (撤廃されるか、ツール/デモになるかもしれません)。 Python 3.0 で削除されました。
toaiff
— “任意の” 音声ファイルを AIFF ファイルに変換します; おそらくツールかデモになるはずです。外部プログラム sox が必要です。 Python 3.0 で削除されました。

40.4. 文書化されていない Mac OS モジュール

40.4.1. applesingle — AppleSingle デコーダー

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.2. buildtools — BuildAppletとその仲間のヘルパーモジュール

バージョン 2.4 で撤廃.

40.4.3. cfmfile — コードフラグメントリソースを扱うモジュール

cfmfile は、コードフラグメントと関連する”cfrg”リソースを処理するモジュールです。このモジュールでコードフラグメントを分解やマージできて、全てのプラグインモジュールをまとめて、一つの実行可能ファイルにするため、BuildApplicationによって利用されます。

バージョン 2.4 で撤廃.

40.4.4. icopenopen() と Internet Config の置き換え

icopen をインポートすると、組込み open() を新しいファイル用にファイルタイプおよびクリエーターを設定するために Internet Configを使用するバージョンに置き換えます。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.5. macerrors — MacOSのエラー

macerrors は、MacOS エラーコードを意味する定数定義を含みます。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.6. macresource — スクリプトのリソースを見つける

macresource はスクリプトが MacPython 上や MacPython アプレットおよび OSX Python 上で起動されている時、特別な処理をせずにダイアログやメニューなどのようなリソースを見つけるためのヘルパースクリプトです。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.7. Nav — NavServices の呼出し

Navigation Servicesの低レベルインターフェース。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.8. PixMapWrapper — PixMapオブジェクトのラッパー

PixMapWrapper はPixMap オブジェクトを Python オブジェクトでラップしたもので、各フィールドに対し名前でアクセスできるようになります。 PIL 画像との相互の変換をするメソッドも用意されています。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.9. videoreader — QuickTime ムービーの読み込み

videoreader は QuickTime ムービーを読み込み、デコードし、プログラムへ渡せます。このモジュールはさらにオーディオトラックをサポートしています。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.4.10. WFrameWork 上に作られたウイジェット

W ウィジェットは、 IDE で頻繁に使われています。

バージョン 2.6 で撤廃.

40.5. 撤廃されたもの

これらのモジュールは通常 import して利用できません; 利用できるようにするには作業を行わなければなりません。

これらの拡張モジュールのうち C で書かれたものは、標準の設定ではビルドされません。Unixでこれらのモジュールを有効にするには、ビルドツリー内の Modules/Setup の適切な行のコメントアウトを外して、モジュールを静的リンクするなら Python をビルドしなおし、動的にロードされる拡張を使うなら共有オブジェクトをビルドしてインストールする必要があります。

timing
— 高い精度で経過時間を計測します (time.clock() を使ってください)。 Python 3.0 で削除されました。

40.6. SGI 固有の拡張モジュール

以下は SGI 固有のモジュールで、現在のバージョンの SGI の実情が反映されていないかもしれません。

cl
— SGI 圧縮ライブラリへのインタフェースです。
sv
— SGI Indigo 上の “simple video” ボード(旧式のハードウェアです) へのインタフェースです。 Python 3.0 で削除されました。