getpassモジュールは二つの関数を提供します:
エコーなしでユーザーにパスワードを入力させるプロンプト。ユーザーは prompt の文字列をプロンプトに使え、デフォルトは 'Password:' です。 Unixではプロンプトはファイルに似たオブジェクト stream へ出力されます。 stream のデフォルトは、制御端末(/dev/tty)か、それが利用できない場合は sys.stderr です。 (この引数は Windowsでは無視されます。)
もしエコー無しの入力が利用できない場合は、 getpass() は stream に警告メッセージを出力し、 sys.stdin から読み込み、 GetPassWarning 警告を発生させます。
利用できるシステム: Macintosh, Unix, Windows
バージョン 2.5 で変更: パラメータ stream の追加.
バージョン 2.6 で変更.
ノート
IDLE から getpass を呼び出した場合、入力はIDLEのウィンドウではなく、 IDLE を起動したターミナルから行われます。
UserWarning のサブクラスで、入力がエコーされてしまった場合に発生します。
ユーザーの “ログイン名”を返します。 有効性:Unix、Windows
この関数は環境変数 LOGNAME USER LNAME USERNAME の順序でチェックして、最初の空ではない文字列が設定された値を返します。もし、なにも設定されていない場合はpwdモジュールが提供するシステム上のパスワードデータベースから返します。それ以外は、例外が上がります。