このモジュールでは Unix syslog ライブラリルーチン群へのインタフェースを提供します。 syslog の便宜レベルに関する詳細な記述は Unix マニュアルページを参照してください。
このモジュールでは以下の関数を定義しています:
文字列 message をシステムログ機構に送信します。末尾の改行文字は必要に応じて追加されます。各メッセージは facility および level からなる優先度でタグ付けされます。オプションの priority 引数はメッセージの優先度を定義します。標準の値は LOG_INFO です。 priority 中に、便宜レベルが (LOG_INFO | LOG_USER のように) 論理和を使ってコード化されていない場合、 openlog() を呼び出した際の値が使われます。
標準以外のログオプションは、 syslog() の呼び出しに先立って openlog() でログファイルを開く際、明示的に設定することができます。標準の値は (通常) indent = 'syslog' 、 logopt = 0 、 facility = LOG_USER です。 ident 引数は全てのメッセージの先頭に付加する文字列です。オプションの logopt 引数はビットフィールドの値になります - とりうる組み合わせ値については以下を参照してください。オプションの facility 引数は、便宜レベルコードの設定が明示的になされていないメッセージに対する、標準の便宜レベルを設定します。
ログファイルを閉じます。
優先度マスクを maskpri に設定し、以前のマスク値を返します。 maskpri に設定されていない優先度レベルを持った syslog() の呼び出しは無視されます。標準では全ての優先度をログ出力します。関数 LOG_MASK(pri) は個々の優先度 pri に対する優先度マスクを計算します。関数 LOG_UPTO(pri) は優先度 pri までの全ての優先度を含むようなマスクを計算します。
このモジュールでは以下の定数を定義しています: