■不具合 WS-MANモジュール(intel-wsman-1.0.1-mod.jar)の不具合 ■影響するバージョン Hinemos v4.0.1のみ ■影響内容 OSのsblim-cim-clientパッケージ(*1)がインストールされていない環境で、Windowsサービス監視が必ず失敗する ■不具合の詳細内容 v4.0.1におけるWS-MANモジュール(intel-wsman-1.0.1-mod.jar)の修正 http://sourceforge.jp/projects/hinemos/releases/56942/note - Windowsサービス監視を複数設定した場合にHinemosマネージャのCPU使用率が100%となる において、intel-wsman-1.0.1-mod.jar がsblim-cim-clientパッケージに依存するモジュールとなったことが原因です。 その結果、sblim-cim-clientパッケージがインストールされていないOSにおいて、 intel-wsman-1.0.1-mod.jarのクラスローディングが失敗するため、 そのモジュールを利用しているWindowsサービス監視が必ず失敗します。 ■不具合の解消方法 以下の手順により、本不具合の影響(Windowsサービス監視が失敗する事象)を完全に回避することが可能です。 1. OSのインストールメディアに同梱の、sblim-cim-clientパッケージをHinemosマネージャサーバにインストールする  # rpm -Uvh sblim-cim-client-***.rpm 2. /opt/hinemos/lib/配下に、sblimCIMClient.jarへのシンボリックリンク(デフォルトでは/usr/share/java/sblimCIMClient.jar)を作成する  # cd /opt/hinemos/lib/  # ln -s /usr/share/java/sblimCIMClient.jar  なお、既にシンボリックリンクが存在する場合、本作業は必要ありません。 3. Hinemosマネージャを再起動する(OS再起動は不要) ■備考 次期バージョンにおいて、 WS-MANモジュール(intel-wsman-1.0.1-mod.jar)自体も修正され、 sblim-cim-clientパッケージに依存しないモジュールとなる予定です。 (*1) sblim-cim-clientパッケージについて SNMPのみで監視している環境では本来必須でないパッケージ。 ただし、VM管理オプション(Hyper-V)やWBEMによる監視(商用UNIXエージェント)を行う場合に、 必須となるパッケージです。