Last updated: 12/22/2002 Top ドキュメントTop

データベース管理システム 管理者用ガイド
構成定義ファイル

概要

基本的なディレクトリ構成などを定義するためのファイルです。 require で呼び出されるため、 ファイルの最後は "1;" で終わる必要があります。

baseconf サブルーチン

ファイルの中で baseconf サブルーチンを定義し、 その中で設定を記述する必要があります。

baseconf サブルーチンは、 各種設定が記述されたハッシュへのリファレンスを返すものとします。

大雑把な形式は次のようになります。

sub baseconf { my $base = { };
$base->{conffile} = '...'; $base->{authconffile} = '...'; ...
return $base; }

詳細については、サンプルを参照してください。

基本的な設定

$base->{conffile} => STRING
データ定義ファイルです。絶対パスで記述してください。
$base->{authconffile} => STRING
ユーザ情報定義ファイルです。絶対パスで記述してください。
$base->{nph} => BOOLEAN
true ならば CGI ファイルを nph-cgi (No-Parse-Header CGI) として 扱います。
$base->{suexec} => BOOLEAN
true ならば suEXEC を利用するものとして扱います。 安全性を高めるため、できるだけ suEXEC を使って本システムを 利用することを強くお薦めします。
$base->{errcode} => ARRAYREF
アプリケーションで使うエラーコード (STRING) があれば指定します。

$base->{group}{$group}: 各グループ別の設定

$base->{group}{$group}{cgifromdir} => STRING
CGIファイルのテンプレートがあるディレクトリです。 拡張子 .cgi のファイルが CGIファイルのテンプレートだとみなされます。 *.css ファイルや HTMLから呼び出される画像ファイル、.htaccess などの、 CGIファイルをインストールするディレクトリと同じに置くファイルは、 通常 CGIファイルと同じく、このディレクトリに置いてください。 このディレクトリは階層構造にすることもできます。 その場合、インストール先のディレクトリも同様の構造になります。 ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。
$base->{group}{$group}{cgitodir} => STRING
CGIファイルのインストール先のディレクトリです。
$base->{group}{$group}{tmplate_notest} => REGEX
テンプレートファイルが置かれているディレクトリの中で、 テンプレートファイル以外のもの (例えば、テンプレートファイルの中でインポートされるファイル等) があれば、その名前を正規表現の形で記述してください。
$base->{group}{$group}{tmplate_static_dir} => STRING
HTMLを静的に出力をするためのテンプレートがあるディレクトリです。 このディレクトリは階層構造にすることもできます。 その場合、インストール先のディレクトリも同様の構造になります。 ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。
$base->{group}{$group}{tmplate_fromdir} => STRING
デコードされる前のテンプレートファイルがあるディレクトリです。 このディレクトリは階層構造にすることはできません (階層構造にする理由もありません)。 ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。