Last updated: 12/22/2002 Top ドキュメントTop

データベース管理システム 管理者用ガイド
データベース

本テーブルの仕様

カラムの番号種類
1 〜 Nユーザ定義カラム
N+1 〜 N+M検索用カラム
N+M+1 〜 ...システム定義カラム

システム定義カラム(主テーブル)

システム定義カラムの名前や型を下表に示します。

カラムの番号内部用の名前 表示用の名前データ型追加時 修正時無効時
N+M+1system_didデータナンバー int4更新引継引継
N+M+2system_ridレコードナンバー int4更新更新引継
N+M+3system_state状態 int2更新更新更新
N+M+4system_uniq識別用のコード text更新更新null
N+M+5system_uid作成者のユーザID int4更新引継引継
N+M+6system_date最終更新時刻 timestamp更新更新引継
N+M+7system_method作成方法 text更新更新引継
N+M+8system_addr作成元のIP text更新更新引継
N+M+9system_agent作成元のブラウザ名 text更新更新引継
N+M+10system_warning警告の情報 text更新更新引継
N+M+11system_rev_uid修正者のユーザID int4null更新引継
N+M+12system_inv_date削除時刻 timestampnullnull更新
N+M+13system_inv_method削除方法 textnullnull更新
N+M+14system_inv_addr削除元のIP textnullnull更新
N+M+15system_inv_agent削除元のブラウザ名 textnullnull更新
N+M+16system_inv_uid削除者のユーザID int4nullnull更新
N+M+17system_pre_state以前の状態 int2null更新更新
N+M+18system_pre_rid修正前のレコードナンバー int4null更新引継
N+M+19system_next_rid 無効の原因になったレコードナンバーint4 nullnull更新
N+M+20draft_rid draft用テーブルのレコードナンバーint4 nullnull更新
N+M+21draft_line ファイルの行の番号(ファイルからの挿入時)int4 nullnull更新

draft_rid, draft_line は、draft用テーブルのみが持っています。

「追加時」「修正時」「無効時」は、 それぞれデータの追加・データの修正・データの削除の際、 各カラムがどのように処理されるかを表しています。

「更新」は新しい値が格納され、 「引継」は以前のデータの値がそのまま使われ、 「null」はnull値が格納されることを示します。

system_did

各データに対するIDです。 データを修正したときは、新しいデータにこのIDが引き継がれます。 それ以外の新しいデータの system_did は、 PostgreSQL のシーケンス番号生成機構により生成されます。

system_rid

各レコードに対するIDです。 データの内容に関わらず、必ず異なる値が付けられます。 この値は、PostgreSQL のシーケンス番号生成機構により生成されます。

system_state

データの状態です。 0 (invalid), 1 (wait), 2 (active), 3 (unstable) の4通りの値をとります。

invalid
無効になった状態です。
wait
主に事務局以外からデータの修正があった場合など、 (まだ有効にすべきでない)申請中の状態です。 system_did の同じ他のデータが active になると、 状態は invalid に変えられます。
active
有効な状態です。system_did の同じデータに対して、 active のデータは2件以上存在しません。
unstable (サポート予定?)
入力途中などの状態です。 system_did の同じ他のデータが active になると、 状態は invalid に変えられます。

system_uniq

データに対して一意に付けられる文字列です。 状態が active のデータのみ null でない値が格納され、 各テーブルに対し、system_uniq が(null値以外で)同じ値のデータは存在しません。 この文字列の生成方法は、データ定義ファイルで指定されます。

system_uid

作成者のユーザIDです。 データの修正時、削除時はこの値は引き継がれます。

system_date

データ作成/修正時の時刻です。 データの削除時はこの値は引き継がれます。

system_method

データの作成/修正方法です。 データの削除時はこの値は引き継がれます。

system_name

データを挿入した人の名前です。 指定がない場合は null 値になります。

system_addr

データ作成/修正時のアクセス元のIPです。 データの削除時はこの値は引き継がれます。

system_agent

データ作成/修正時のアクセス元の HTTP_USER_AGENT です。 データの削除時はこの値は引き継がれます。

system_warning

警告の情報です。データに警告がない場合は null値が格納されます。

system_rev_uid

修正者のユーザIDです。 データの削除時はこの値は引き継がれます。

system_inv_date

データ削除時の時刻です。

system_inv_method

データの削除方法です。

system_inv_addr

データ削除時のアクセス元のIPです。

system_inv_agent

データ削除時のアクセス元の HTTP_USER_AGENT です。

system_inv_uid

削除者のユーザIDです。

system_pre_state

現在の状態が無効のときは、データが無効になる前の状態です。 さもなければ、データを修正する前の状態です。

system_pre_rid

修正前のレコードナンバーです。 データの修正によってデータが生成されたときのみ、 null でない値が格納されます。

system_next_rid

データが無効になったときに有効になったデータのレコードナンバーです。 データナンバーの同じデータが有効になったときに状態が無効になったときのみ null でない値が格納されます。

システム定義カラム(主テーブル・補足)

システム定義カラム(関連テーブル)

カラムの番号内部用の名前 表示用の名前データ型追加時 修正時無効時
N+M+1system_ridレコードナンバー int4更新更新引継
N+M+2system_num順序 int4更新更新引継

draft用テーブル

データの追加/修正を行うときは、 データにエラーなどの不具合がなければ、一度 draft用テーブルに格納されます。 データの挿入を決定するとき、効率よく本テーブルに挿入します。

draft用テーブルの構成は、最後に幾らかカラムが追加されている以外は 本テーブルと同じです。 フォームやファイルからデータを追加/修正するときに使われます。 詳しくは DBIPgSystem::DB モジュールの関連するメソッドなどを参照してください。