基本的なディレクトリ構成などを定義するためのファイルです。
require で呼び出されるため、
ファイルの最後は "1;" で終わる必要があります。
ファイルの中で baseconf サブルーチンを定義し、
その中で設定を記述する必要があります。
baseconf サブルーチンは、
各種設定が記述されたハッシュへのリファレンスを返すものとします。
大雑把な形式は次のようになります。
sub baseconf {
my $base = { };
$base->{conffile} = '...';
$base->{authconffile} = '...';
...
return $base;
}
詳細については、サンプルを参照してください。
基本的な設定
- $base->{conffile} => STRING
- データ定義ファイルです。絶対パスで記述してください。
- $base->{authconffile} => STRING
- ユーザ情報定義ファイルです。絶対パスで記述してください。
- $base->{nph} => BOOLEAN
- true ならば CGI ファイルを nph-cgi (No-Parse-Header CGI) として
扱います。
- $base->{suexec} => BOOLEAN
- true ならば suEXEC を利用するものとして扱います。
安全性を高めるため、できるだけ suEXEC を使って本システムを
利用することを強くお薦めします。
- $base->{errcode} => ARRAYREF
- アプリケーションで使うエラーコード (STRING) があれば指定します。
$base->{group}{$group}: 各グループ別の設定
- $base->{group}{$group}{cgifromdir} => STRING
- CGIファイルのテンプレートがあるディレクトリです。
拡張子 .cgi のファイルが CGIファイルのテンプレートだとみなされます。
*.css ファイルや HTMLから呼び出される画像ファイル、.htaccess などの、
CGIファイルをインストールするディレクトリと同じに置くファイルは、
通常 CGIファイルと同じく、このディレクトリに置いてください。
このディレクトリは階層構造にすることもできます。
その場合、インストール先のディレクトリも同様の構造になります。
ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。
- $base->{group}{$group}{cgitodir} => STRING
- CGIファイルのインストール先のディレクトリです。
- $base->{group}{$group}{tmplate_notest} => REGEX
- テンプレートファイルが置かれているディレクトリの中で、
テンプレートファイル以外のもの
(例えば、テンプレートファイルの中でインポートされるファイル等)
があれば、その名前を正規表現の形で記述してください。
- $base->{group}{$group}{tmplate_static_dir} => STRING
- HTMLを静的に出力をするためのテンプレートがあるディレクトリです。
このディレクトリは階層構造にすることもできます。
その場合、インストール先のディレクトリも同様の構造になります。
ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。
- $base->{group}{$group}{tmplate_fromdir} => STRING
- デコードされる前のテンプレートファイルがあるディレクトリです。
このディレクトリは階層構造にすることはできません
(階層構造にする理由もありません)。
ベースディレクトリからの相対パスで記述してください。